阿蘇は九州の中心。熊本市から東50km(車で1時間)。熊本空港の東30㎞(車で40分)にあります。九州観光では外せない有名な場所です。特に阿蘇の中心にある阿蘇山は「火の国熊本」を象徴する優美で圧倒的な存在です。
阿蘇は27万年~9万年前に4度の大噴火で造られた、複雑で広大な地形で、ユネスコの世界ジオパークに認定されています。他の日本の地域では見られない絶景や特別な風景がたくさん見られます。
阿蘇五岳を周囲128㎞の外輪山が城壁のように丸く取り囲んでいます。外輪山の内側には、マグマ噴出で大地が陥没してできた谷、カルデラがあります。そこに太古から人々の生活があり現在2.6万人が住んでいます。外輪山はなぜか一か所、西側の立野だけが途切れて阿蘇の入口になっています。阿蘇カルデラ内の平均標高は733mという高原で、夏涼しいが冬の寒さは厳しいところです。
阿蘇は神の国です。それを守る阿蘇神社は、一系で92代、2,700年続く天皇家より古い日本最古の家系で、現宮司さんの名前は阿蘇氏です。阿蘇神社は、火口をご神体として、山上神社、阿蘇神社、国造神社と一直線に並んでいます。国造神社は観光客が来ません。2千年杉の杉木立が幽玄な空気を醸しているまさに神の世界です。
草千里、砂千里、プリンのような可愛い米塚、自然が作り出した造形美が阿蘇の魅力です。通常山には森があるのに阿蘇にはありません。英国の田舎のような大草原が広がります。ミルクロードをドライブすると誰もが感動します。しかしそれは純粋な自然ではなく、人々が命がけで毎年春に野焼きをして守ってきた牧草地です。
牧草地の楽しみ方は豊富。火山トレッキング、草原の乗馬、自転車やバギーでの草原の滑走、千mの山頂からのパラグライダーなど、他で体験できないアドベンチャーが豊富。装備が充実してインストラクターの技術が高いのが安心できるポイントです。
カルデラは天然の水甕です。50年前の雨が地下水となり至る所に湧き出しており、人々は川魚、ミネラル豊富な湧水で育つ最高品質の米(コシヒカリ)、野菜や果実、和牛でも稀な赤牛を育成しています。地鶏の炭火焼や蒸気の地獄蒸しなど、阿蘇の味は大自然の味です。このような生産者の日常を見て交流ができるのも、阿蘇のミニツアーの体験の魅力です。
阿蘇は海外でも有名です。しかしほとんどの方がこのような阿蘇の魅力を知らずに、草千里と阿蘇神社だけをみて阿蘇市内や大分県に行ってしまうのは、実にもったいないことです。それは阿蘇の宿泊施設が小さくて道幅も狭く、大型団体が使いにくかった原因もあります。阿蘇が原型で残っていることは、それは日本の深い旅を求める人には幸運なことです。
本事業では、阿蘇のミニツアーについて3年にわたり全地域で調査をしてきました。調査場所は150箇所に及びます。今では小型車とガイドの体制も充実しました。複雑な阿蘇を効率よく回るモデルコースも完成しました。さらに高千穂や天草など近隣の他地域の魅力調査も進み、「熊本域内周遊」で長距離の移動が無く日本の大自然の深い旅を堪能できます。
一般的な旅行社や観光PRではこれまで案内できなかった深い阿蘇が、本事業で堪能できるようになりました。ぜひ一度、友人と家族だけの単独貸切車のツアーをご相談ください。
台湾から九州の玄関口としては、福岡空港発着は直行便が一番多くて便利ですが、2023年3月に阿蘇くまもと空港の新ターミナルがオープンして状況が変わりました。スターラックスと中華航空の直行便が毎日定期便で就航、阿蘇への旅が大変便利になりました。
特に中高年のリピーターには、阿蘇地域だけで5,6日過ごすゆっくりした旅がお薦めですが、色々見たい人には、福岡から入国して陸路大分(別府・湯布院)を経由して阿蘇に至り、阿蘇空港から帰国するという周遊もお薦めです。
阿蘇は円形の立体的で複雑な地形で、外部の方がパッと見て訪問スポットと周遊コースを作るには難しい場所です。すでに魅力あるスポット選択とモデルコースができているので、それをベースとしてツアー参加者の希望に合わせて微調整をするのが良いでしょう。
阿蘇は、①阿蘇五岳のある山岳地帯、②五岳の北側に広がる阿蘇谷、③五岳の南側の阿蘇谷(南郷谷)、④外輪山の北の外側に広がる北阿蘇と大きく4地域に分けるとよいでしょう。
当事業では、阿蘇を3つのモデルコースに分けて、ドライバー付きの専用バンで効率的に周れるミニツアーを用意しました。単独のコースでも、複数コースを組み合わせてもオーダーメイドで手配ができます。阿蘇は九州の中心にあるので、熊本市や海辺の天草など熊本県内周遊はもちろん、大分や佐賀との他県との周遊も便利です。熊本県内10か所にある「ワンピース像巡り」も人気が沸騰しています。
「深度微旅は、ほかのミニツアーと何が違うの?」
「各方面のプロが集まって仕上げた作品であり、従来の団体にも小型ツアーにもない特徴があります。ミニツアーだからできること、できないこと、色々あります。“深度微旅”を正しく理解して、貴方だけの最高の旅を作りましょう。」
こちらをご覧ください。
運営会社 個人情報保護方針 利用規約