瀬戸内から太平洋に至る
四国の秘境回廊を辿る
理想の旅でリピーターも満足
四国は日本旅のリピーターが訪れます。面積に比して人口が少なく自然が残っている、本当に美しい地域です。 なだらかな中国山地に比べて若くて急峻な山が多く、 透明度や激流で有名な河川も多く、 日本最後の秘境といえます。 瀬戸内海は天気が良く波も穏やかで島が多くて美しく、8mもの高低差の潮の干満が、激しい海流現象で旅人を楽しませてくれます。
コロナ以降四国への直行便が増えています。滞在型より周遊型の旅行者が多いようです。四国最大の高松を起点にすると周遊しやすいでしょう。便が多い岡山空港に到着して、電車で瀬戸内海を渡って高松前泊もありです。帰りは高知か愛媛空港で帰国も可能です。
「四国龍下南道」は、四国の4地域が連携しランドオペレーター(現地で観光や交通などの旅行手配を行う現地手配会社)と共に開発した、画期的なFITの深い旅です。
皆さんご存じの道後温泉や松山城、しまなみ海道のツーリング、清流の四万十川や高知城など、四国の有名観光地は西側に多い。しかし「龍下南道」の旅は、四国の中央部を、瀬戸内海から太平洋に至る一条の龍のごとく縦走するツアーです。日本最後の秘境四国の海と山の両方を味わえる道です。龍下南道は、香川県の三豊市と琴平町、徳島県の三好市、高知県の中芸地区の観光協会による監修で作られました。コースは 5~6 日間で4 地域を連続しても、個別に切り離しても利用できるモジュール構造になっています。
瀬戸内海に伸びた半島に観光地が集まる。山頂の展望台は 360 度海の多島の瀬戸内海がまさに絶景。インスタ映えで人気急上昇の父母ケ浜は、沖まで 400m の超遠浅の砂浜。船で10 分で渡れる無人島、塩の工場にある最高のベジタリアンランチなど穴場が豊富。レストランは洋風のお洒落な店が、宿泊は高級でお洒落、隠れ家的な一棟貸が多い。ゲストハウスは不便もあるが、海に面した高級リゾートで非日常が味わえる。
洋風な三豊に対して純和風な歴史的な世界が琴平。海洋信仰の象徴の金毘羅神社が町のシンボル(台湾でいえば馬祖信仰か) 。三重の伊勢参りと同様に、江戸の庶民が一生に一度はお参りしたい神社。756 段の参道の階段は旅人の挑戦の対象です。典型的な門前町で、ぶらぶら歩きで江戸の風情を楽しめます。宿は豪華な観光温泉ホテルと落ち着いた旅館があるので、三豊のゲストハウスに泊まらずに琴平に連泊するのもゆっくりできる。
琴平から吉野川沿いに車で 30 分南下すると交通の要衝阿波池田、さらに 30 分南下すると四国で最も山深い祖谷と呼ばれる地域に到達する。源氏に敗れた平家が人目を避けて高い山の上に隠れ住んだ秘密の集落なのである。
祖谷は、西祖谷と東祖谷とに分かれる。西祖谷は、大歩危という吉野川に奇岩が集まる景勝地に遊覧性やかずら橋など有名な観光スポットが集まっている“有名な秘境”で、シーズンには大型観光バスで駐車場が埋め尽くされる。 三好1 泊コースでは西祖谷のみを訪問する。
三好 1 泊コースでは西祖谷に加えて秘境の中の秘境東祖谷も訪問する。小型車専用の狭い道を剣山方面に進んでいくと、住人よりかかしが多い不思議な村、 山の急斜面に張り付く驚異の落合集落などがある。
祖谷の二大名物のおばさんは、大歩危ホテルまんなかの女将と、歩危マートの女将が居る。
祖谷のホテルは食事も建物もサービスも高品質で評価が高い。混雑時の予約は注意。
大歩危からさらに南に下るとついに太平洋が見え、高知県の中でも最もディープな地域である中芸地域に到達する。まさに秘境中の秘境で、大型バスも来ない山と川しかない世界で大自然に浸ることができる。 この地域は日本一のゆずの産地でもある。 台湾の阿里山森林鉄路を招いて森林鉄道フェスティバルを開くほど、歴史的な森林鉄道が動態保存されている。
運営会社 個人情報保護方針 利用規約