旅行会社の方へ

ミニツアーで新たな市場を拓きませんか?

ミニツアー戦略の解説

■台湾訪日市場の動向では8割が個人旅行化

  • 2024年度の訪日台湾人は遂に600万人に達しました。注目すべきはその内訳です。2010年に6割だった団体旅行は2024年に2割まで減り、個人旅行が8割に増えています。
  • 個人旅行市場は、公共交通機関で都市を旅する「自由旅行」と、交通機関が少ない地方を車で周遊したい「ミニツアー」に分けられます。特に潜在的なミニツアー市場は4.5割、270万人にもなります(コンサル会社IBC試算)。
  • もう一つの統計では訪日600万人のうち7割が旅行会社を使わずに、多くの方がOTA(ネット予約)を利用しています。いわゆる旅行会社離れです。
  • しかしホテル単品の予約はOTAでもできますが、地方を周遊するミニツアーは、旅程作成も車もガイドも全て自分で手配をしないとなりません。そこで旅行社がミニツアーを手配してあげることで、ビジネスチャンスが270万人の市場が広がります。特に小回りの利く中小旅行社(甲種旅行社)にはチャンス到来です。

■甲種旅行社を支援してミニツアーの世界を広げる

 

  • 大手ホールセラーが持てるものは、ブランド力、パック商品の造成力、航空座席やホテルの仕入力、手配力でしょう。甲種旅行社はこれらは不得意かもしれませんが、深い旅をしたいリピーターを有しているのが最大の強みではないでしょうか。
  • 本ミニツアー事業は、①日本の地方の自治体、②地方の観光協会など民間、③日本政府観光庁の補助金により運営されています。日本の津々浦々に台湾人消費者が求めるミニツアーを造成して、台湾の甲種を中心とした旅行社の活動により、継続的にミニツアーを発生させていこうという事業なのです。
  • 本事業は、台湾の甲種旅行社がリピーターの希望に応えられるように、深い魅力の旅のための情報と手配力を提供しようという事業です。消費者の持つ情報も限られています。お客さんが行きたいところを手配するだけではなく、旅行終了後に消費者が満足するかどうかが重要でしょう。そのために「うける穴場」の情報も提供します。
  • 団体離れが明確な今こそ、甲種旅行社のチャンスは拡大しています。我々は、このような趣旨に賛同する協力旅行社を募っています。共にミニツアーをつくり消費者を満足させて、失われた420万人の訪日市場を獲得しましょう。

 


ミニツアーの造成のために旅行社に何を提供できるのか?

 

 日本には1,740の自治体(地方政府)があります。ミニツアー普及事業は、その中でも日本各地域の台湾人を歓迎する地域の地方政府が中心となり、一部は日本政府の補助金で事業を進めています。事業では、まだ台湾で知られていない深い魅力のスポットを、小型の車(6~10人乗り程度のバン)を使う商品に仕立て、台湾の旅行社が消費者に提供できるように紹介しています。そのための支援策や活動を紹介します。

 

■ミニツアーを推進する地域の情報提供活動

  • 商品説明会:ミニツアーのモデルコースや地域の情報を集めて旅行社に説明
  • ミニツアーニューズレター:月に3,4回、旅行社にミニツアー関係の情報をメール配信(希望者はお知らせください)
  • ファムトリップ(モニターツアー):ランドオペレーターと構築したミニツアーのモデルコースを、旅行社の方を招待して実際に現地で体験できます
  • 旅博:希望する旅行社に旅博に出店する自治体のブースの一部を提供し、販売商品を提供。居力旅行社の直接消費者へのミニツアーの販売を支援します。
  • ミニツアー相談センター:ミニツアーを推進する地域の観光資料を台北で提供(下記詳細説明参照)

■魅力調査と魅力データベースの提供

  • 地域の方の推薦する場所をリストアップし、コンサルのIBC、台湾人KOL、地元の旅行社などが現地調査して、ミニツアー用の魅力的な場所を絞り込みます。調査の結果、各スポットの価格など詳細情報、取材時の写真、台湾人KOLの記事が整備されます。これが魅力データベースといい、ミニツアーの協力旅行会社に無料で提供可能です。自社でゼロから深い旅のスポットを探し出す莫大な費用と手間が削減できるのです。そして旅行社の集客や手配時の有効な武器になります。

■魅力データの詰まったマイマップの提供

  • 調査したスポットがGoogleマップの上に配置された、オリジナルマップを本サイト内で各モデルコースのページで提供しています。魅力データベース上にある一部の情報もマップ上で読むことができる地図です。実際のツアー中にも活用してください。

■クラウド写真集の提供

  • IBCが中心となり現地取材した写真とビデオクリップ(短い動画)は、クラウド上にアルバムむとして保存し、魅力データベースやマイマップを通じて公開されています。旅行社の方が現地を知る手段として、集客のための情報として、許可なく利用することができます。

■ネット版“深度微旅相談センター”(ミニツアーポータルサイト)から顧客の紹介

  • ミニツアーでも “深度微旅”のガイドラインに沿ったミニツアーを紹介するポータルサイトがこのサイトです。自社でも努力して各地域のミニツアーを専門的に売ろうという協力旅行社には、このポータルサイトに旅行社名、窓口担当者、連絡先を掲載することで、新規顧客の紹介も行われます。

■リアル版“深度微旅相談センター”ではリアル情報の提供や相談が可能

  • IBCの本社には(台北市長春路328號之7楼:長春路と龍江路の交差点)、日本の“深度微旅”の普及を推進するクライアント地域の観光資料を閲覧可能な状態で大量に保有する、“深度微旅相談センター”があります。無料です。ツアー商品の情報のみならず、旅行社には地域に最適な地上手配会社の紹介もしています。

 


地域のランドオペレーターの紹介

■ランドオペレーターの活用がポイント

  • 団体用の有名ホテルは直接手配できます。しかし地元の食堂や家族経営の絶品豆腐屋など、ミニツアー用の深い魅力の場所の手配は、地元に詳しく、彼らと人間関係のある地上手配会社(ランドオペレーター)を活用したほうが高品質なミニツアーが実現できます。各モデルコースごとに、地域のランドオペレーターを紹介しています。

■ミニツアーの品質とランドオペレーター

  • 台湾の旅行社は地上費を安くするためにランドオペレーターを使わない傾向があります。しかし費用を値切るより、差別化のある旅行で顧客に満足させたほうが、結果的に利益が残ります。顧客満足には地元の人しか知らない穴場情報なども必要であり、ランドオペレーターと信頼関係を作って活用することがミニツアー成功の秘訣といえます。

■ランドオペレーターと価格

  • 4人でも手間がかかる手配を受けてくれて、数少ない小型車を手配してくれるランドオペレーターは貴重です。我々は手を尽くして地域のランドオペレーターを探しています。価格については、混んでいる日を指定して値切らずに、空いていて費用が安い日を聞いてお客さんを誘導して、うまく価格を下げて下さい。なお、IBCは旅行手配の契約には関与しません。

■推薦ランドオペレーターとツアー発生報告

  • 推薦する地域のランドオペレーターはありますが指定ではありません。直接手配しても構いません。その場合は、今後のミニツアー事業継続のためにも、IBCにミニツアーの発生状況を必ず教えてください。クライアントの地域に報告すると来季も事業が継続できます。

いま日本で何が起きているのか?

■オーバーツーリズムと顧客満足

  • 2024年の日本のインバウンド客数は3,500万人と過去最高になります。結果、京都など有名観光地の人々の生活が脅かされる「オーバーツーリズム」が社会問題になっています。嵐山の竹の径は通勤ラッシュ状態です。しかし同じ京都でも南の乙訓という地域には広大な竹の里があり、2キロの静かな竹の径を堪能できます。ミニツアー事業ではそのような「穴場」を探して調査しています。

■協力旅行会社を募集中

  • 今後の旅行業は、顧客が「行きたい場所」ではなく。「満足できる場所」をいかに沢山紹介できるかが差別化となるでしょう。しかし日本全国の穴場を知るのは簡単ではありません。本事業ではすでに莫大な労力と公的な資金を投入して、穴場を含むスポットを現地調査し、旅行者向けに下見ツアーも提供しています。これらのプログラムを利用すれば投資が不要で最も早くミニツアーを販売できます。我々と共にミニツアーを発展させる協力旅行社には、優先的に提供いたしますので是非ご連絡ください。

 


ミニツアー相談センターを活用しよう!

  • ミニツアーのモデルコースや資料はもちろん、ミニツアーを推進する地域の観光資料を日本から取り寄せて、誰でも閲覧できるようにしています。
  • 消費者にはミニツアーを扱う旅行社を、ミニツアーを手配したい旅行社には、当該地域の手配を受ける旅行社(ランドオペレーター)を紹介します。
  • 場所は台北市の中心地(長春路328號7階)にあります。平日のオフィスアワーに空いています。予約してから来店されると確実に対応できます。
  • 利用料金はすべて無料です。

 

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